世界一周を終えての感想 その後の予定(嫁)                    

・感想

たまたま出会っちゃった目標:世界一周。

肯定・否定、意見はたくさんあったけど、“諦める”という選択肢は存在しなかった。

 

22歳のとき初めて行った外国でバックパッカーから世界の話を聞いて

“世界一周は凡人に出来る事ではないという固定概念”は、私が勝手に作り出した認識だったのだと

気が付いた瞬間、あたしの腹はすでに決まっていたんですね。 そもそも、

「自国の内輪文化を美化する」「協調ばかり重視して新しい事に消極的」「窮屈すぎるルールの乱立」
当時のワタシはそんな日本が好きじゃなかったんです。

そして人生の中で自分だけの特別なページを作りたかった。

国の借金問題も解決する見込みはなさそうだし・・・出来れば将来は海外に住みたい!と。



旅を始めてからは楽しい事ばかりなはずもなく、もう嫌こんな国!

と毎日ブチギレた時期もありました。
そしてそれ以上にたくさん優しさをもらいました。
それはそれはもう、おせっかいと紙一重とも言えるくらいの大きな大きな優しさを。
遠く離れた両親から、夫から、同じ日本人旅行者から、バスやタクシーの運転手から、
宿のおっちゃんから、地元のおばちゃんから、通りすがりの言葉も通じない人から・・・・・・
その優しさは国境とか人種とかお国柄とかそんなものを全部越えたでっかくて深い優しさでした。

人が人を助けるのに、理由はいらない。
人と人が触れ合うのに、理由はいらない。

これは頭で理解できる範囲を超えて、カラダ全部で感じた答え。



ワタシみたいに爆発的な行動力で猪突猛進する人間は、スピードが早すぎるが故に
全速力でいられる時間は極めて短くスグに飽きてほっぽり出してしまうけど、
器用な性格上 方向転換も上手くこなして、またスグ別のことに夢中になる。
でも、だから、世界一周が成し遂げられたという特別な事では決してありません。
コツコツとでも闘志を燃やして、チャンスをうかがいながら、
それに向かって強く強く思い続ければ、世界一周は叶えられる現実の出来事です。
そしてきっと、それは世界一周以外のことにもいえることなんでしょうね。

旅を終えてみて思うんです。

よく“諦めるのは簡単だ”って言葉を耳にするけど、本当に本当に本当に好きなことだったら
“諦めてしまうことは達成することより何倍も難しい”んじゃないかって。


人を愛するということや、何かをしたいと思うこと、なりたい自分を目指すということ・・・
これは全て思い込みなのであろうとワタシは思います。
高校生のときからずっと治療家になることを考えて突き進んで来たけど、
足を突っ込んでみたらなんだか面白くて、そのまま「これを極めたい!」とまた思い込む。
でも『ワタシにはこの職業(=治療家)しかない!』と思ったことは一度もなくて
きっとどこかで何かひとつがズレていたら、治療家ではなく他の職種に夢中になって
そこでも「これを極めたい!」とまた思い込んでいたのでしょう。
だからこそアッサリ治療家の修行を休業して、次に夢中になった世界一周に旅立った。
正直その間 『帰ったらまた治療家修行に励むぞ!』 なんて意気込みは全然なくて
もしこの旅でもっと興味があることが出来たら、今度はそれをすればいいやって思ってた。
たくさんの刺激を受けて、いろんな異文化に影響されたことも沢山あったけど、
それでも旅を終えて思うことは『やっぱり治療家をやりたい』と思う。
思い込みもここまでくればホンモノかな?
でも思い込みだっていいんです、思い込むというシンプルな能力も突き詰めれば才能なんです。

特別頭がいいわけでもない・特別慈悲深いわけでもない・特別努力家なわけでもない。

そんな何も特別じゃないチカラでも、誰かのためにできる何かがあるだろう・・・と思うのです。
そしてそれは周りにいてくれる人々の支えがあってこそ、今ワタシは生かされている。

 

最後に、旅を終えて、あんなに嫌いだった日本が大好きになりました。

 

エチオピアで出会った10歳くらいの少数民族の女の子は、

生活に必要な水を汲みに片道10kmの道のりを毎日大きなタンクを持って往復するそうです。

学校に行って勉強することを夢見ながら、家族のためにただひたすら毎日を生きている。

シリアの銀行で出会った銀行員のおじちゃんの甥は、職が見つからないことに対して

「どんな仕事であれチャンスをもらえれば絶対結果を出してやるって強い気持ちを持っているのに

 勝負する場所さえ与えられない。 忙しいと言える君ら日本人が羨ましい。」と言っていた。

 

絶え間なく電気が使えること・蛇口をひねれば延々と水が出ること・毎日熱いお風呂に入れること

学校に行けること・物があふれていること・道路が舗装されていること・公共交通が張り巡らされていること

どこにでもコンビニがあること・毎日色んな食事が楽しめること・家族とつつがなく暮らせること

くたくたになるまで働けること(状況に寄るが)・好きな人と自由に結婚できること・・・

こんな我々にとって当たり前の生活の一部を手に入れられずに毎日葛藤している人が、

世界には山ほどいます。

 

今の私達があるのは、間違いなく全ての環境土台を生み出してくれた過去の日本人の努力によるものであり

その日本という国に生まれただけで、既にたくさんの可能性を与えられている私達。

その可能性を死ぬまでに燃やし切ってやろうと思うくらい一生懸命な毎日を生きていますか?

ワタシは日本人である事を誇りに思い、それにとても感謝すると共に

この先は治療家というフィールドで、持てる可能性を死ぬまでに燃やし切ってやろうと思っています。

 

ワタシに関わったすべての人に、感謝を込めて。

2011年3月10日



その後の予定
2012年1月16日〜3月12日
フィリピンにて語学留学

2012年3月13日〜3月31日
マレーシア経由でインドに入り陸路でパキスタンへ

2012年4月14日〜
友人と二人でアメリカ旅行

2012年4月末より
カナダにて1年間ワーキングホリデー



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